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増田経済研究所『閑話休題』バックナンバー

【閑話休題】第511回・ミッシング・リンクを埋めるもの

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【閑話休題】第511回・ミッシング・リンクを埋めるもの

【閑話休題】

[記事配信時刻:2018-03-02 16:01:00]

【閑話休題】第511回・ミッシング・リンクを埋めるもの

▼今国会では、UFOを巡る政府・野党間のやりとりがあった。立憲民主党の逢坂議員は今国会の質問主意書で、地球外からのUFOの存在を確認したことがあるか、集団的自衛権行使を可能とした2016年施行の安全保障関連法で定める「存立危機事態」の認定の可能性はあるのかなどを問いただしたのだ。

▼これに対して政府は、「政府としては存在を確認したことはない」「わが国に飛来した場合の対応について特段の検討を行っていない」とする答弁書を閣議決定した。

▼これについて逢坂議員は、「政府にはもう一歩踏み込んだ答弁をしてほしかった。信じる、信じないではなく、確認できていないものに対してはもう少し配慮してもいい」と述べている。

▼そうなのだ。幽霊と同じで、UFOもタブー視したり、非科学的だと片づけるほうが、非常に非科学的で、真面目な対応ではない。自身が見ていなくとも、これだけ世界中で目撃されていることからして、なにかがおかしいと思わないほうが、おかしい。

▼今回は、「ミッシングリンク(欠損した連続性)」シリーズの最後を飾るものとして、キーワードを、十六菊花紋を引き合いにだそう。

▼十六菊花紋。言うまでもなく、皇室の紋章である。わたしたちのパスポートにも、どういうわけか国花であるはずの桜は描かれておらず、皇室の十六菊花紋がプリントされている。要するに、大日本帝国は続いているのである。

▼この十六菊花紋は、不思議である。世界中にあるのだ。たとえば、イスラエルの首都エルサレム。ここに神殿を築いたのは3000年前のソロモン王とされている。神殿は何度も侵略によって破壊されては、再建された。現在残されたヘロデ門には、十六菊花紋がくっきりと彫られている。

(ヘロデ門)

▼世界四大文明とされる最古のメソポタミア文明より、さらに古いアッシリアのアッシュルバニパール2世(紀元前7世紀)の彫刻には、手首のバンドに十六菊花紋が彫られている。

▼アッシリアを滅亡の後に立ったバビロンの遺跡には、2,600年前にネブカドネザル2世が建設したイシュタル門があり、王族の菊花紋がきれいに描かれている。現在復元されたイシュタル門の像にも、ライオンの下に菊花紋が描かれている。

(復元されたイシュタル門の像)

▼エジプトにも菊花紋がある。3300年前のツタンカーメン王墓から、青銅器製菊花紋が出土している。また、3000年前、プセンネス1世の王墓に収められていた金の皿は、見事な十六菊花紋をかたどっている。

(プセンネス1世王墓の金の皿)

▼中南米の数々の遺跡にも、この十六菊花紋がいたるところで確認されている。ほかのデザインのものが、世界の遺跡で共通というものは、ほとんどない。が、この十六菊花紋だけが、異常なほどの共通項を見せている。なぜなのだろうか。

▼こうなってくると、単に日ユ同祖論(日本人とユダ人の根源は同一)というローカルな種族関係の議論にとどまらなくなってくる。世界的に、文明発祥の段階における共通した鍵が、この十六菊花紋に象徴されているようにしか思えない。

▼つまり、話は逆である。これは、菊ではないかもしれないということだ。わたしたちは菊だと思い込んでいるが(思い込まされているのか)、考えてもみるがよい。エジプトにも、イスラエルにも、シュメールにも、菊は無いのである。では、このデザインは一体、何の意味だろうか。

▼日本では、これらと関係なく、あくまでも菊の花だと、一般的には説かれる。菊花紋には、8、11、などいろんな種類のものがあり、明治維新後、十六菊花紋に統一された経緯もある。しかし、野菊のようなものは日本にも古来あったが、いわゆるわれわれが知っている菊は、日本にもなかった。しかし、大和王朝が成立する以前の、熊本の古墳には、菊花紋が確認されている。つまり、これは菊ではないのではないか。世界中の古代遺跡に共通する紋章として、ある特別な意味を持っているのではないか。

▼ここで十六という数字の意味を考えてみよう。十六という言葉は、わたしたちに「十六夜(いざよい)」という言葉を思い出させる。「いざ・よい(や)」である。つまり、十六は、「いざ」と読めることになる。夜は「よい、よる、よ、や」など、いくつも読める。

▼日本創生の神の一人に、イザナギ・イザナミの夫婦神がいる。このイザと関係あるだろうか。聖書の預言者・イザヤ(イザヤ書)に連想は発展する。イザ(十六)は、グローバルに古代文明をつなぐ、キーワードかもしれない。

▼このイザナギ・イザナミという名前を分解すると、後半のナギ・ナミを切り離すことができる。南方諸島では、ラキ(男、夫)、ラミ(女、妻)という言葉が多い。同系統のフィリピン・タガログ語では、数字の1はISA(イサ)である。つまり、イザナギ・イザナミは、古代南方渡来の原日本人の言葉では、「最初の男、最初の女」とも解することができる。

▼聖書のイザヤとは、ヘブライ語で「神の救い」を意味し、とくに頭文字2つの「イザ」は、「救い」を意味する。ちなみに、ヘブライ語では、「ナギッ」は、王、王子を意味する。つまり、イザナギは、「救いの王」とも、「救世主」とも解することが可能である。なお、「ナギッ」は「ナミ」と言われることもあるので、イザナミのほうを、その妻として呼びならわしたのかもしれない。

▼日本書紀には、神武天皇を大和に導いた、八咫烏(やたがらす)が、「天神の子、汝を召す、いざわ、いざわ」と鳴いたと書かれている。

▼驚くべきことに、大言海によると、「いざわ」は「いざや」と同じとなっている。日本の皇統と、聖書のイザヤの間に何等かの関係があったと、邪推してしまうのは不自然だろうか。

▼伊勢皇大神宮には、奥宮があるが、それは「伊雑(いざわ)の宮」と呼ばれている。この「伊雑の宮」では、イスラエルのシンボルである、ダビデの星、六芒星が正式な紋となっている。伊勢神宮の参道沿いに設置されている石灯篭にも、ダビデの星と、十六菊花紋がいっしょに彫られていることは、一般参詣者にも容易に確認することができる。

▼こうした、近似値や一致をもとに積み上げていく手法は、正当な考古学界などでは、「たんなる偶然」として処理され、ほぼ無視される。が、あまりにも近似値や一致が多いと、否定のしようもなくなってくる。

▼ちなみに、「いざや(十六夜)」の「や」を、ほかの漢数字に置き換えると、「一六八」となる。これは「いろは」である。つまり、ひらがなの一番最初、物事の「はじまり」というアナグラムかもしれない。

▼拡大解釈すれば、「いざ、鎌倉」の「いざ」は、今でもわれわれが使う言葉だが、「万が一」「肝心な時期」といったような意味で使われる。ヘブライ語で「イザ」が「救い」という意味であることと、関係がありそうだ。「緊急」という意味である。

▼このように、十六菊花紋から古代世界に発想を押し広げてみたが、要するに、古代、人類はある共通の「経験」をし、なんらかの共通項を持っていたということだ。それも何か重大な、人類の歴史を激変させるような、とてつもない「事件」とその後の世界の「はじまり」を示唆しているのかもしれない。

▼およそ600万年前に誕生したヒト科は、20-30万年前から、急速に脳が発達していったことは、遺伝子そのものが加速度的に増加していることではっきりしている。徐々に突然変異と自然淘汰(適者生存)が繰り返されて、だんだん発達した過程がふつうならあるはずだ。しかしまったくそうした痕跡をとどめず、いきなり、文字通り突然に急激な発達をしたのがヒトである。「だんだんと進化していった過程」が欠落しているのだ。そして、この欠落した部分が、「ミッシング・リンク(欠損した連続的関係性)」だ。

▼進化論では、とても説明できない点だ。つまり、脳の劇的な発達や、遺伝子の急増が、それまでの570-580万年のあまりにも長いリードタイムを説明できないのだ。20-30万年前、何らかの「作為」が施された、としか考えられないというのは、このことである。

▼この突然変異では不可能なほどのヒト科に起こった激変は、やはり遺伝子操作によるものとすると、非常に簡単な結論になる。「神」が、人間の女と交わり、子を産ませた、という神話は世界中にある。神と人間の交配である。

▼ギリシャ神話の最高神ゼウスが人間の女を孕ませて、生まれたのがヘラクレスという英雄であった。あるいは聖書のように、マリアが神により処女懐妊でイエスを産んだというのも同じ類である。後者は、明らかに現代のクローン技術と同じである。

▼おそらく、このヒトとその他の生物、あるいは「神」との異種交配は、多くの試行錯誤を経たと思われ、それは半獣半人のようなものが、世界中の神話に出てくることでわかる。エジプトのアヌビス(頭は犬、体はヒト)のような例である。

▼数々の失敗の中には、巨人も誕生していたことだろう。聖書に出てくる、ダビデが倒した巨人ゴリアテのような例である。実際、古生人遺跡からアメリカでは数十体の人骨が発見されており、すべて2メートルから2.5メートルであったことが確認されている。たまさか、集団の中に一人くらい、いわゆる巨人症のようなケースがあるということは考えられるが、そろいもそろって2メートル以上というのは、やはり尋常ではない。しかも、古生人類である。

▼あるいはまた、頭骨(後頭部)が異常に長く引き伸ばされたようなミイラや頭蓋骨が多数、世界各地で発見されている。単に強制的な奇形化を施したのであれば、脳の容量は変わらないはずだが、脳の容量が通常の人間よりはるかに多いのである。

▼ペルーの沿岸部には多くのピラミッドが発見されているが、そこで発掘されたミイラにも多数の長頭人骨がある。近年このDNA分析が行われたが、とうとう結果が判明した。ヒトとなにかを掛け合わせた(交配した)遺伝子だという事実だ。ヒトではないのだ。

▼エジプトの壁画には、王をはじめ、多くの人物像の頭が、やたらに長頭であることはよくご存じだろう。この長頭人は当時おそらく、ほかの混合種とかなり違い、特段に高い知識や技術を持っていたと想像できそうだ。「神」そのものではないかもしれないが、人間より相当「神」に近い異種混合生物であったということは、容易に考えられる。その名残が、エジプトのファラオたちの肖像が、やたら長頭で描かれていたり、ローマ法王らの大きく長い帽子であり、日本では神主や貴族の烏帽子であり、卑近なところでは料理人(コック)の長い帽子なのかもしれない。「高位」の存在を示したデフォルメと考えられそうだ。

▼アメリカにも長頭人骨が数々発見されており、同地の博物館に収められているが、一般公開されていない。なぜなのか。(ただし、研究者は許可を得て閲覧できるが)やはり、巨人は、あくまで「お話」でなければならないという、世論操作の一環であろうか。しかし、研究者が閲覧できるというだけでも、まだマシである。(もっとも、ロシアその他では、一般に見ることができる)

▼おそらく、この長頭人は、「神」によって人間が異種混合の交配を施されたときに、初期段階で生まれた存在なのだろう。また、聖書のダビデが、巨人ゴリアテを殺した説話は、後発の交配種であったヒトが、先駆して生まれた巨人族を屈服させ、絶滅に追い込んでいった経緯を説いているのかもしれない。

▼この「神」とヒトとの異種交配について具体的に書かれているものは、現時点で世界最古の遺跡、シュメール・ニネヴェ(イラク)で発見された「シュメール文書(楔形=くさびがた文字)」である。

▼そこに登場する「神」は「アヌンナキ」と言う。神の集団といってもよい。アヌがまず地球に降り立ち、息子のエンリレと、弟のエンキを伴っていた。アヌの後は、エンリレが継承したとなっている。エンリレは、一度人類を洪水で滅ぼしている。世界が汚染されたため、と文書は書いている。一体、何に汚染されたのであろうか?

▼また、一方エンキのほうは、それまでさまざまな技術や知識をヒトに与えていたが、このとき、ヒトに箱舟をつくって避難せよと助言している。この一連の神話は、そのままそっくり聖書の「ノアの洪水」と同じである。この説話は、コーランにも載っている。

▼シュメール文書では、「ギルガメッシュ叙事詩」の中に、同じ話が乗っており、原因は、ヒトが神に対して反抗的になったため、エンリレが怒り、これを滅ぼしてしまおうとした、となっている。ヒトが知恵を発展させた結果であろうか。

▼しかし、「汚染」という表現から言えば、遺伝子による交配実験で、さまざまな問題ある生物が生まれてしまい、収拾がつかなくなって、一度、この「遺伝子的な汚染」を一掃したという説もある。もう一つは、ギリシャ神話に見られるように、「神」同士の主導権争いから、地球規模で戦争が起こり、核汚染が広まったため、という説もある。

▼実際、パキスタンのモヘンジョダロ(死の谷)遺跡では、まだ一部分しか発掘が終わっていないのだが、46体の人骨が発見されており、いずれも、家の中、あるいは路上で、手をつなぎあったような状態のものまであり、まるで日常の生活の中で、突然死に追いやられ、そのままモヘンジョダロの都は放棄されたようである。

▼モヘンジョダロはもちろん、ほかの世界中の遺跡には、あちこちで岩石のガラス化現象がみられている。岩石のガラス化とは、高熱で岩が溶解し、急速に冷えることで発生する現象だが、これは核実験現場によく観られるものだ。アメリカのアラモゴードの核実験地域では、このガラス化現象が確認されている。つまり、「核」を持っていた、あるいは「核」に相当する兵器があった、ということになる。

▼また、46体の人骨は、もしただ水害や、土砂崩れ、あるいは疫病などの災害で死んだとするならば、それにしては不思議なことに、骨には一つも他の動物によって食い荒らされた痕跡が皆無であり、人骨は見事なほど完全に残っている。つまり、いきなり倒れて死に、動物が一切それを食い散らかすことなく、そのまま長い年月の間に埋もれていったわけだ。放射能汚染されていたとすれば、これはありうる。しかも、人骨には焼け焦げて炭化しているものも、見受けられるのだ。

▼世界中でUFOが出現しているが、もっともその頻度が多い地域の一つが、各国の核施設周辺だということも、妙な符号点である。おそらく、「核」は地球外生命体を理解する上では、重要な1つのファクターなのだろう。

▼1989年、ロバート・ラザーという人物が、エリア51で研究に携わっていた内容を暴露した事件があった。ラザー自身は、その後、学歴・職歴詐称など、問題ある人物だということになって消えた。が、この89年に彼がTVカメラの前で言った中で、重要な点が一つだけある。それは、彼が「UFOの動力源は、元素115だと宇宙人から教わった」というものだ。

▼当時、元素115はまだ発見されていなかったのだ。これが作り出されたのは、2004年ロシア人とアメリカ人の共同研究によってである。当初ウンウンペンチウムと仮称され、最終的にモスビウムと命名された。これは、なんと超ウラン元素である。しかも、現時点では、生成してもわずか1.2秒しか存在できない元素である。

▼ラザーという人物が、いかなる背景のものかはともかくとして、彼が、29年も前に、なぜ元素115の存在を知っていたかのほうが重大である。ラザーが、とんだほら吹き、食わせ物だという通り一遍の解釈で、すべてホラ話としてしまうと、ほんのわずかな、しかし、とてつもない重大な点を見落としかねない。

▼ちなみに、このラザーという人物。相当怪しい。2006年11月23日、ロンドンのピカデリーサーカス周辺のすし屋で会食したアレクサンドル・リトビネンコという人物がいた。もとロシアの優秀な工作員だったが、裏切って西側につき、プーチン政権のスキャンダルや陰謀(暗殺その他)を、ことごとく暴露した人物である。会食後、体調が悪化し、病院で同日に死亡した。翌日、彼の体内から、ウランの100億倍の放射性物質ポロニウム210が大量に検出された。プーチン・サイドによる暗殺であることは、疑いの余地が無い。

▼このポロニウム210は、原子力施設などおおがかりな設備が必要であり、ちょっとやそっとでつくれる代物ではない。ところが、このポロニウム210を通販で買える会社がある。ユナイテッド・ニュークリアだが、その経営者は、ロバート・ラザーである。相当この人物の背後にいるものは、黒い。

▼要するに、「核」がポイントだということだ。こうなると、世界各国が、なぜ「核」にこだわるのかということも、うっすらと見えてきそうではないか。地球外生命体と直結する鍵が、この「核」だということである。だとすると、どう反原発や反核の運動をしようと、まず核の利用は止まるものではない、ということになりそうだ。それこそ、また地球全体が汚染されるようなことにでもならない限り、終わらないのかもしれない。単なる利権にとどまらない、人類にとってとてつもなく根源に近い部分に、この「核」がかかわっているのかもしれない。

▼正当なアカデミズムでは、考古学であろうと、歴史学であろうと、こうした仮説は言うまでもなく、一笑に付されている。彼らは、一様に「神話は、つくり話である」という一言で済ませている。が、彼らがずっとつくり話だとしていたギリシャ神話の「トロイ戦争」は、シュリーマンによる発掘で、実在していたことが判明している。アカデミズムも、口あんぐりである。

▼「ノアの洪水」もつくり話だとされていた。しかし、地層研究によって、2万6000年周期で、地球の地軸が移動し(ポール・シフト、歳差運動)、それによって大洪水が地球上各地を襲ったことが、確認された。これも、事実だったのである。アカデミズムも、目が点になった。

▼ポール・シフトというのは、簡単な話、コマの運動を思い出せばよい。コマを回すと、軸そのものも、円を描いて移動する。いわゆるジャイロ・スコープ運動である。

▼地球もコマと同じで回転しているわけだが、北極・南極を結ぶ地軸は、それ自体が円を描いて回転している。そのため、最大角度まで軸が傾斜したとき、現在の北極や南極は、ずれてしまい、新しい北極・南極が登場することになる。現在の北極・南極の位置からずれた地域は、いきなり膨大な量の氷が溶解し、大洪水を引き起こす。逆に新たに北極・南極に位置した地域では、急速に冷凍化が始まる。大洪水の後、この大潮が一気に引いていくわけだ。

▼海に沈んだという伝説のアトランティスや、パンゲア、あるいはムーといったものも(その実在性は、なんとも言えないが)、この地球のジャイロ・スコープ運動によって、海に沈んだという解釈になってくる。

▼実際、ロッキー山脈に多数のクジラの化石が発見され、シチリア・エトナ山の頂上付近に、大量のカバの化石が発見されたことなども、これを裏付けている。洪水によって押し上げられていったのである。亜熱帯動物のマンモスが、シベリアの永久凍土に多数発見されているのも、これだとつじつまが合ってくるのだ。

▼つまり、世にいう、「温暖化現象」というものは、かなり作為的につくられた運動で、それによって誰かが膨大な利益を得ているという解釈のほうが、すんなりくる。地球はこれまで何度も繰り返されたように、次の氷河期に向かって突き進んでいる真っ最中のはずだからである。

▼神話は、そのままではないが、その「意味」を仮託して伝えている。それを無視するのは、鈍感というよりも、不合理ですらある。

▼ただ、「核」だけは別であろう。これは、過去もし、これによる何らかの「汚染」が古代文明をいったん滅亡させたのだとすれば、地球外生命体は無関心ではいられない、ということかもしれない。ヒトが、彼らがかつて犯した過ちを、同じように繰り返そうとしていることに、重大な関心を持っているという解釈もできる。もちろんこれは彼らが、われわれ人類に友好的である、という理解を前提としているわけで、悪意があるとしたら、恐ろしいことだ。

▼ちなみに、先のシュメール文書では、アヌンナキたちが、異種交配によって現在のヒトを作り出した理由だが、それは彼らが地球上で使役する労働力(奴隷)を需要したためだ、と書かれている。推測すれば、当時地球上に存在していたさまざまな生物のうち、ヒトが一番優生種であると判断し、交配を始めたのではないかとも言える。

▼もしそうだとすれば、同時代にちょうど共存していた、ネアンデルタール人などの原人、類人猿、あるいはほかの種類のヒト科や、巨人族、長頭人続などは、アヌンナキたちによって異種交配された「急速な脳の発展」を始めたヒト(われわれの祖先)によって、ことごとく絶滅させられた、ということになるかもしれない。これこそが、「淘汰」であったかもしれない。

▼さてこうなると、冒頭で述べた十六菊花紋の意味とはいったいどういうことになるだろうか。世界の古代遺跡の共通項の一つとして考えた場合、どうやら古生人から現生人へと、途中経過をすっ飛ばして(ミッシング・リンク)大発展を遂げたヒト科を意味するものかもしれない。それは、つまり、「神」とヒトとの交配種にして、さまざまな混合種を蹴散らして劇的に発展を遂げた、現生人類の「意匠(マーク、シンボル)」なのかもしれない。

▼かつて、ダーウィンとともに進化論を唱えたアルフレッド・ウォレスは、進化論がどうしても人間の飛躍的発展を説明できない部分を埋めるために、「霊的な作為」という概念を持ち出した。

▼ウォレス自身は、神秘主義に傾倒していったから、文字通りスピリチュアルな意味であるが、生物学的な命と、霊的存在としての魂は、基本、別物であると、考えるのが一般的だ。しかし、地球外生命体が持ち込んだ遺伝子操作という事件が事実だったとしたら、同時に「霊性」も注入した可能性はどうだろうか。もしかすると、無援ではないかもしれない。

▼聖書には、「神は、自らの姿に似せて、ヒトをつくった」とある。ミッシング・リングを埋めるものは、もしかすると、単に生物学的な遺伝子というファクターのみならず、「霊性」も対象であったという仮説も否定はできない。ウォレスは、まるで誇大妄想的で、見当違いのとんちんかんな仮説を立てたのか。それとも、当たらずと言えども、遠からず、かなりいい線を言い当てたのであろうか。

▼アヌンナキのような「神」が実際に、地球に「作為」を施していた時代は、「神」は「神」であった。やがて彼らが何らかの理由で地球を去った後は、残された「奴隷(ヒト)」は自分たちだけでこの地球に生存し続けた。そして、同じように「神」によって生を受けた、さまざまなヒト科の異種を絶滅に追いやってきた。

▼その支配者(王)や、神官たちは、かつて代表として直接「神」と交渉していた立場をそのまま保持し、「神が去った」後、今度は自分たちが「神」であるとみなし、正当化し、崇めるように大衆に強制した。その政治体制は、現在まで続いていることになる。

▼政治体制は、絶対王政、立憲君主制、民主制と変遷をしていったが、この支配権の裏側に巣食う経済の実権が、むしろ権力の本体へと化していった。どちらにしても、「神」のごとく支配権を行使しようとする者たちである。政府のように表に立たず、むしろ裏に潜んで、政府以上に実質的な支配をする者たちも昔からいた。

▼そして、実は彼らは自分たちが「神」ではないことを知っており、どうやってヒトが誕生したのかも知っている。人類の根源に関する情報を独占する。「神無き後の時代」において、彼らが獲得した政治権力にしろ、経済権益にしろ、既得権を保持するためだ。この人類世界誕生の事実をタブー化させ、「神話」はおとぎ話であると刷り込み、UFOの出現をことごとく隠蔽しているのかもしれない。

▼この人類創生の事情(これが正しければ)と、大きな矛盾をはらんだ人類社会は、「本当の神」が再び降臨してきた場合に、大いに動揺することになる。なにより、「現代の神」であるかのように君臨するこれらの支配者たちの立場が揺らぐからである。

▼この無理は、いつまでも通すことは難しいように思う。アメリカの情報公開法によって、重要な点はいまだに隠されたままだが、状況証拠としては、「一体、本当のところなにが起こっていたのか」という事実の多くが、すでに明らかになってしまっているからである。

▼レーガン大統領が、80年代にこの事態に警告をし、21世紀に入るとバチカンまでもが地球外生命体の存在に理解を示したことは、なにかが少しずつ変わり始めていると推察できそうだ。

▼一体、なにが変わったのか。支配者たちが引いたベールの向こう側で、なにかが起こっていたのかもしれない。

▼まだ、支配者(おそらくは影の支配者たち)は、既得権益を守ることに狂奔しているようだ。第二次湾岸戦争のとき、開戦後わずか3週間で、米軍はバグダッドを解放した。

▼このとき、イラク国民の暴動が一斉に始まった。旧フセイン体制の建物などが、襲撃されたのである。考古学博物館も襲撃され、多数の遺跡出土品が持ち去られた。

▼とくに集中的に博物館から消え去ったのは、シュメール文明の楔形文字などの粘土板古文書である。金や銀の細工物ではなかったのだ。なぜ、混乱のさなか、貴重な文物遺産とはいえ、集中的にこれらを持ち去る人たちがいたのだろうか。まだ多くの部分が解読されていないこうした古代の貴重文書は、それだけの価値があるということなのだろう。

▼しかも、恐るべきことに、暴徒たちが盗品を闇に流して換金するために、ただ博物館を襲ったというていではなかったようだ。なぜなら、これを目撃した一般市民たちの証言によると、博物館襲撃者たちは、一様にイヤホンをし、無線連絡をだれかと取りながら、周到にターゲットを特定していたというのである。

▼遺物には、まだ知られざる謎が多いのだろう。「彼ら」もまた、そのすべてを知っているわけではなさそうだ。そして、神話は、ただの神話だと決めつけがちなわたしたちは、そう思うように教育され、世論操作され、仕向けられているとも言えそうだ。

▼ちなみに、過去5000年間に限った調査だけでも、人類はその遺伝子の7%が変質してしまっていることが明らかになっている。これが進化の実体である。たった5000年で、単に進化と突然変異だけで、遺伝子が7%も変化するなどということは、ありえない。誰が、いつ、人類を遺伝子操作したのだろうか。そして今また、知られざるうちに、遺伝子操作されているのであろうか。

▼シュメール文書によれば、「神々」はかつて使役するために、ヒトを遺伝子操作した。いったんはわれわれの視野から消えた彼らは、現在まで何もしなかった、とは必ずしも言えないということだ。

▼有史以来、人類の歴史には数々の偉業を成し遂げた者たちは、枚挙にいとまがない。彼らの多くが、地球外生命体から「啓示」や「天啓」を受けていたとしても、何ら不思議はない。旧約聖書のモーゼは、十戒を神から授かったが、このときこの世が「球体」であることを知った。紀元前1600年前(推定)のことである。古代ギリシャでも、少なくともアリストテレスは、球体だと認識していた。ローマ時代前半には、知識人たちの間で、地球が球体であることは常識に近いものだった。一体、だれがそれを教えたのだろうか。

▼もしかしたら、一種の視聴者参加番組のように、われわれ人類は見世物の余興にされているだけなのかもしれない。使役でもない、余興の道具でもないとしたら、一体その目的何なのであろうか。現在の世界の政府や影の支配者たちは、その真実のどこまでを知っているのであろうか。

以上




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