【閑話休題】
[記事配信時刻:2018-12-07 16:30:00]
【閑話休題】第551回・「日本人≒ユダヤ人」は本当デス
▼日ユ同祖論(日本人とユダヤ人は祖先が一緒)は、一頃はただの伝説に過ぎなかった。その後、さまざまな分野で、両民族の夥しい近似値が指摘された。
▼カタカナ・平仮名が、あまりにもその発音といい文字といい、酷似している点もそうである。正体不明の神・稲荷(INARI)は、磔刑に処せられたイエスだが、その十字架のトップには、INRI(ナザレのイエス)から来ているといった説。
▼天狗(修験者)が持つ虎の巻は、ユダヤ教の経典巻物「トーラー(巻物の意味)」から来ているといった説。
▼どこまでが牽強付会でどこまでが真実かわからない「近似値」はそれだけで、本一冊が書くことができるくらい多いのだ。
▼が、しょせん、それは「近似値」に過ぎない。しかし、現代は遺伝子という恐るべき決定的立証ができる。それによると、「おそらく」ではなく、間違いないほど日本人とユダヤ人は同祖であるということが言えそうだ。
▼それがYAP遺伝子の存在である。父親から息子にしか伝わらず、受精による組み換えの影響を受けないY染色体の遺伝子で、6000万塩基あるうちの、わずか300塩基の部分にYAP遺伝子が挿入されているのだ。
▼日本人に特徴的なのは、この父系のY染色体がDタイプであり、このうちとくにD2型は、ほぼ日本人に限られており、大陸には皆無に近い。YAP遺伝子はこのD系統に含まれるわけだ。アイヌ人は90%がこのYAP遺伝子を持っているという。
▼アジアで、日本以外で唯一このYAP遺伝子が見つかるのはチベットと、アンダマン諸島だけだという。
▼沖縄の男性でもアイヌほどではないが、圧倒的にYAP遺伝子が多いという。どうも、縄文人に多いのである。後から入ってきたY染色体O型の弥生人には、まったく見られない。
▼このYAP遺伝子を持つ男性は、日本では全体の35.08%。チベットでは50.41%。アンダマン諸島では56.25%である。
▼このほかのアジア地域では、朝鮮、ウイグル、ネパールが多いほうだが、わずか3-4%しか存在しないのである。日本やチベット、アンダマン諸島が人口比率では突出して多いことは歴然である。
▼この結果、判明したことは、日本人男性の3人に1人がYAP遺伝子を保有しており、つまり、ユダヤ人と同祖であるということになる。
▼ユダヤ人のヘブライ語と、日本語が、そのあまりにも似た単語が多いということは、よく指摘されるところだが、以下に紹介するのは、果たして「こじつけ」以外の何物でもないのだろうか。それとも、これだけ遺伝子的共通項があるだけに、ただの偶然の産物だと切って捨てることがなかなかできなくなってくる。
(「君が代」をヘブライ語で読んでみると・・・)
君が代は クム・ガ・ヨワ 立ち上がり神を讃えよ
千代に チヨニ シオンの民
八千代に ヤ・チヨニ 神の選民
さざれ石の ササレー・イシィノ 喜べ残された民よ 救われよ
巌となりて イワオト・ナリタ 神の印(預言)は成就した
苔のむすまで コ(ル)カノ・ムーシュマッテ 全地に語れ
立ち上がれ
神を讃えよ
神の選民であるシオンの民は、選民として歓喜せよ
人類に救いが訪れ、神の予言が成就した
全治にあまねく語り伝えよ
さてこれは牽強付会(こじつけ)か、それとも関係があることなのか。
▼思えば、中東は世界最古の文明発祥地であるシュメールに端を発している。もしかすると、シュメール人というのも、スメラ・ミコト(皇尊)の語源ということかもしれない。ミコトとは、ヘブライ語で王や王国の意味である。シュメール(中東に降りたYAP遺伝子の末裔たち)の王あるいは王国、の意味になる。それが「すめらみこと」として、天皇を意味するようになったとも解釈できそうだ。
▼このYAP遺伝子があるから優秀だとか言う話ではないのだ。民族、血統のルーツや足跡をたどるという観点では、決定的なものであるということなのだ。
▼父系遺伝子では、日本では多数派はわたしのような弥生人、つまりY染色体がOタイプの人間である。朝鮮・漢民族などアジアの各民族と、日本人との共通項は、このOタイプである。が、それ以外に、男性の3分の1を占めるDタイプ(YAP遺伝子を持つ)の存在は、両者がまったく違う系統であるということを示している。縄文人ということである。
▼まとめてみよう。これは、憶測や、伝説、近似値といった話のレベルではない。遺伝子研究の中で、致命的ともいうほどの日本≒ユダヤという公式の立証にほかならない。
・ポイントは、ユダヤ人特有のYAP遺伝子を持った人間達の存在ということ。
・日本のルーツを探る手がかりとなっているのは、この遺伝子である。
・YAP遺伝子を持っている民族は世界的にも珍しく、古い遺伝子タイプD系統でYAP遺伝子を持っているのは、今ではチベット、アンダマン諸島、そして日本くらいのものであること。
・つまりどうやら私達日本人の血に中東系の血が混じっている事は間違いなさそうだと言う事。
・それゆえにYAP遺伝子を持った民族が、日本へ大移住をしてきたと推測できること(縄文人)。
それでは、この縄文人とは一体何者だったのか、ということになってくる。
▼ちなみに、DNA(二重らせん構造)は、アメリカのジェームズ・ワトソンとクリックが発見してノーベル生理学医学賞を受賞するに至ったのだが、実は、本当の発見者はロザリンド・フランクリンだとも言われている。
▼ロザリンド・フランクリンが撮影したDNA結晶のX線写真を、本人の動意を得ずに勝手に自分の研究成果に取り込んで科学誌「ネイチャー」に、自分たちの論文として発表したというのだ。もっとも、ロザリンド・フランクリンは、1958年にガンで亡くなっているので今となっては闇の中である。
▼最後に、いつぞやも引用したものと被るかも知れないが、一応、日本語とヘブライ語の近似値について、列挙しておく。最初は、まず現代語。そして、古代ヘブライ語との近似値である。
(日本語) (ヘブライ語)
ヤッホー!=ヤッホー!(神様)
ヨイショ!= ヨイショ(神が助けてくださる)
ワッショイ!=ワッショイ(神が来た)
ハッケヨイノコッタ!=ハッケ(撃て)ヨイ(やっつけろ)ノコッタ(打ち破れ)
ジャンケンポン!= ジャン(隠して)ケン(準備)ポン(来い)
ヤマト(大和)= ヤゥマト(神の民)
かんぬし(神主)= カムナシ(長)
エッサホイサッサ= エッサ(持ち上げる)
サアー!= サア!(出発)
ミヤ(宮)= ミヤ(神様のいる場所)
アリガトウ = アリ・ガト(幸運です)神への感謝の言葉
ミカド (帝)= ミガドル (高貴なお方)
ミコト (尊)= マクト (王、王国)
アスカ (飛鳥)= ハスカー (住居)
ミソギ (禊ぎ)= ミソグ (分別・性別)
ヌシ (主) = ヌシ (長)
サムライ(侍) = シャムライ(守る者)
ヤリ (槍) = ヤリ (射る)
ダメ (駄目) = タメ (ダメ・汚れている)
ニクム (憎む) = ニクム (憎む)
カバウ (庇う) = カバア (隠す)
ユルス (許す) = ユルス (取らせる)
コマル (困る) = コマル (困る)
スム (住む) = スム (住む)
ツモル (積もる)= ツモル (積もる)
コオル (凍る) = コ-ル (寒さ、冷たさ)
スワル (座る) = スワル (座る)
アルク (歩く) = ハラク (歩く)
ハカル (測る) = ハカル (測る)
トル (取る) = トル (取る)
カク (書く) = カク (書く)
ナマル (訛る) = ナマル (訛る)
アキナウ(商う) = アキナフ (買う)
ヤケド (火傷) = ヤケド (火傷)
ニオイ (匂い) = ニホヒ (匂い)
カタ (肩) = カタフ (肩)
ワラベ (子供) = ワラッベン(子供)
アタリ (辺り) = アタリ (辺り)
オワリ (終わり) = アハリ (終わり)
次は古代ヘブライ語との近似値、500以上あると言われる例から抜粋。
古代ヘブライ語の発音 意味
アッパレ 栄誉を得る
アラ・マー どうしたの?
アナタ 貴方
アナニヤシ・エオトコ 結婚しましょう
アノー 私に応答させてください
アリ・ガト 私にとって幸運です
オイ 泣く
オニ 私を苦しめる者
オハリ 終端
カサ 傘
グル 団結する
コホル 凍る
サラバ さようなら平安なれ
ジャン・ケン・ポン 隠す・準備せよ・来い
スケベー 肉欲的に寝る
ソーラン 注目せよ
タカ・シオン シオンの丘
ダベル しゃべる
ダマレ 沈黙を守れ
ツラー 辛い
ドシン 肥満
ドスコイ 踏み落とせ
マソリッ 祭り
マツォ(餅) イースト菌を入れないパン
ミヤッコ 代表者
ヤッホー 神よ!
ヤー・ウマト(ヤマト) 神の選民の国
信じるか、信じないかは、あなた次第です。
増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長
松川行雄
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