【閑話休題】
[記事配信時刻:2019-03-01 17:40:00]
【閑話休題】第562回・伝説のナンセンス~スネークマンショー
▼先週、閑話休題用に原稿を用意していたのだが、どういうわけか完全にアップするのを失念してしまった。これを改めてアップしようと思ったが、その前の週にナンセンスな内容をアップしており、これが会員の間で結構馬鹿受けだったことから、少々気をよくした。
▼また、失念した原稿は、打って変わって超真面目にして、硬い内容。それもかなり眉間にシワを寄せて読むようなものなので、前回のマラプロピズムに喜んでいただけたようなので、かえってアップしづらくなってしまった。
▼ということで、今回、マラプロピズムに勝るとも劣らないものをアップしなければと、かえってプレッシャーがきつくなった。結果、ずるい手だが、伝説のナンセンスとして今にその名を残す、「スネークマンショー」のyoutube版を、ここで紹介しておこうと思う。
▼おそらく、わたしの年代の人間であれば、誰しも聞いたことのあるタブーぎりぎり抱腹絶倒のナンセンスギャグの炸裂である。もともと桑原茂一(プロデューサー、選曲家)、小林克也(DJ)、伊武雅刀(俳優・声優)が共に製作したラジオ番組『スネークマンショー』(1976年~80年)である。
▼これが深夜に大ヒットしたことから、そのネタが執念の蔵出し作業によってCD化されている。1981年のことである。
▼戦後最高のナンセンス・ギャグであろうと、わたしなどは思う。今後百年たっても、これだけ破壊的なギャグは生まれないのではないか、とさえ思う。抑制の効いた演出が、リフレイン(繰り返し)の執拗をかえって増幅させているのは見事である。
▼そうなのだ。基本的に、このギャグは「リフレイン(繰り返し)」の持つ「可笑しさ」である。執拗に繰り返されることで、腹筋が使い物にならなくなることを目標にしてつくられている。
▼数々の名作と呼ばれるものがあるので、それをここでいくつかピックアップして、おそらくは誰にでも受けが良いだろうと思われるものに限定して列挙した。
▼くれぐれも一人でヘッドフォンなどではお聞きにならないように。ノンストップで笑いの渦に巻き込まれるので、ほかの家人から「狂った」と思われるのがオチである。
※スネークマンショー傑作URLを聴く場合には、
http://chart.masudaasi.com/images/283333/21.pdfこちらをクリックしてください。
▼まずスネークマンショーのうちでも、最高傑作の呼び声高いギャグを列挙してみたが、いかがだろうか。こうした趣向がお好きであれば、youtubeでスネークマンショーとググればいくらでもでてくる。発散するには、これ以上のものはないだろう。
増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長
松川行雄
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