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増田経済研究所『閑話休題』バックナンバー

【閑話休題】第439回・読み人知らず

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【閑話休題】第439回・読み人知らず

【閑話休題】

[記事配信時刻:2016-10-07 16:15:00]

【閑話休題】第439回・読み人知らず


▼一体、だれが言ったことかもわからない読み人知らずの名言というものがたくさんある。いや、実ははっきりしているのだが、わたしがつい失念したか、知らないだけなのかもしれない。これまで書き留めてきたいくつかをここに列挙してみる。要するに、二週続けてネタ切れということだ。わたしのオリジナルは、一つも無い。すべてパクリである。が、どこでパクったのかも忘れてしまったので、読み人知らず。

:::

▼やってみれば、失敗しても多少は何か残るものだが、やらなければ、得られたかもしれない、計り知れない可能性を失う。

▼力が無いといって何もしない人間は、力があっても何もできやしない。

▼金(かね)で愛情をあがなうことはできないが、金に愛情をこめることはできる。命を吹き込むことはできるのだ。

▼歴史の扉を開けることはできなくてもよい。その前で立ち尽くすだけでも、おれは幸せだ。

▼境界線を越えることと、破ることは違う。

▼二人で犯した罪は、一人で償うしかない。

▼最後に残るのは、わたしたちが集めたものではなく、与えたものだ。

▼趣味を軽くみてはならない。趣味は選択であり、その人の生き方につながる。

▼人生は、能力によって決まるのではない。選択によって決まるのだ。

▼人間は、思い込む動物だ。自分でつくった妄想や恐怖におびえる。人生の先を読もうとはしないことだ。一寸先は闇。それで結構じゃないか。自分が蝋燭(ろうそく)の灯りになればよいのだ。こんなに楽しいことはないはずだ。

▼疑うのには根拠がいる。しかし、信じるのに根拠はいらない。嫌いになるには理由がある。好きになるのに、理由などはない。

▼やさしさとは、優しさと書く。憂える人と書くのだ。心配する人のことだ。ちょっと気に掛けることだ。それが魂の共感を呼ぶ。

▼悪意の悪事には際限があるが、善意の悪事には際限がない。

▼朝がきても、情熱がなければ起きられない。

▼限界を知れば、可能性を信じられる。

▼化学の3元素は、酸素と水素と炭素だ。人間の3要素は、欲望と混乱と恐怖だ。

▼反復によって、成功率は劇的に上昇する。

▼あなたに解決できない問題は、あなたに起こりえない。

▼本から学ぶと幅広い。しかし、実践を経なければ役には立たない。実践からのみ学ぶものは強い。しかし、得られる範囲は狭い。

▼神仏が助けたいと思うような人間になれ。

▼運が強い人と、弱い人があると思われがちだが、実際には、運が強いと思っている人と、弱いと思っている人がいるにすぎない。

▼デザインという言葉の語源。デは、取り除く。ザ(サ)インは形のこと。余計なものを取り除き、取り出した本質を形にすることだ。本質は何かを突き詰めて答えを出さないと、製品に真のデザイン性は宿らない。本質への洞察を欠くと、デザイン性無きデザインに堕する。

▼心は見えないが、心づかいは見える。思いは見えないが、思いやりは見える。

▼計画的偶発性。自分がこうなりたい、こうしたいと考えておかなければならないが、考え通りになるとは限らない。どうしたらよいのかと言えば、計画性を以て、普段の仕事を愚直にやるしかない。こつこつと積み上げるのだ。そして、チャンスはやってくる。それが計画的偶発性に賭けるということだ。

▼TOEICが何点だという。もちろんそれが悪いこととは思わない。しかし、なぜみんなそろって同じ努力をするのだろう。わたしは不思議でならない。

▼「タレント」とは、もともと聖書の時代、通貨「タラント」のことだった。人は、生まれたとき、その数や枚数に違いはあっても、人それぞれ通貨をもたされたようなものだ。死ぬときまでに、どのくらい増えているかで、満足のいく死を迎えることができるかが、決まる。その数はどのくらい増えているか。それは、人からの感謝の数で決まる。

▼「俺はツイてない。」「ツキは呼ぶもんだ。」

▼水には浮力がある。溺れる者は、それを信じられない。だから、あがく。もがく。そして疲れ、沈む。しかし、それを信じることができる者は、全身から力を抜く。だから勝手に体が浮く。青い空でもゆっくり眺めていればよい。流れに任せているうちに、陸地にたどりつく。

▼得てして真理というものは、例外から教えられる。

▼男女の恋愛関係。男は、フォルダー保存。女は、上書き保存。

▼金(かね)のあるやつは、金を出せ。金の無いやつは知恵を出せ。知恵も無いものは、汗をかけ。何もないやつは、次を夢見て楽しめ。金のあるやつは派手に使え。金の無いやつは地味に使え。何も無いやつは乞食になれ。乞食こそ行者である。生きることが、行である。

▼人生とは、死ぬまでの暇つぶしだ。その間、どんな行をするかだ。息をするのもしんどければ、旅にでよう。呑気だけは、たくさんある。霞(かすみ)も食える。人を食った話だけはよそう。

▼成せば成るではないのだ。これは、筋力で技量の無さをカバーするようなものだ。人間の心身を深く見定めて、自ら成るべくして成る、そういう合理性が重要だ。鎧(よろい)を竹刀(しない)でへし折ってしまうような斬撃力は、ウェイトトレーニングによって補強された筋肉によっては到底できない。それには、コツがあるのだ。それが技(わざ)ということだ。

▼おてんとさまがみてらあな。やぼはおよしよ、いきがいい。

▼光の中に無いものは、闇の中にもない。

▼人はなにかの役に立つために生まれてきたのではない。自体、輝くためだ。

▼泣くというのは、記憶の蓄積があるからだ。悲しいからではない。失えば悲しい。しかし、たくさんの思い出が残っている。すべてを失ったわけではない。だから涙は、数えきれないほどの記憶を残していってくれたことへの、感謝なのかもしれない。

▼わたしは20歳だけれども、わたしはこの生命が始まって20年経ったわけではない。数千年、数万年、数億年前からわたしはすでに始まっていたのだ。

▼指でものを見、目でものに触れよ。

▼人間は不完全な死体として生まれ、何十年かかけて、完全な死体になる。

▼取ったぞ、と叫ぶんだ。少年の日のきみに届くように。

▼三昧(ざんまい)の行き着くさきに、自分も他人もない。座禅も念仏も、必死さのみを求める。一念、岩を砕く。

▼これで良いとおもう人は不幸だ。その人はそこにとどまるつもりなのだろうが、実は後退していることに気づいていないからだ。昨日の自分を壊さなければ、明日の自分が無いということを知らないのだ。

▼自分を追い詰めてはならない。どんなときにも、選択の自由度を確保せよ。そうすれば、負けても負けではなくなる。次のチャンスになるからだ。

▼直観を信じよ。勘とは、当てずっぽうのことではない。知識と経験の積み上げが、その精度を限界にまで研ぎ澄ます。

増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長
松川行雄



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