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増田経済研究所『閑話休題』バックナンバー

【閑話休題】第14回・歴史の闇

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【閑話休題】第14回・歴史の闇

【日刊チャート新聞記事紹介】

[記事配信時刻:2013-03-21 17:14:00]

【閑話休題】第14回・歴史の闇


▼落合信彦の謀略小説を読むつもりで、読み流してもらいたい。アメリカの歴史の闇のことだ。Youtubeで垂れ流しになっているから書ける内容だが、世が世なら、なかなかあたりをはばかる話だ。まずは、免責であろう、古い話からにしよう。

▼映画がヒットしたおかげで、今では誰でもタイタニック号の遭難のことを知っている。これにはオカルト話もからんでいる。事故の10年前、英国人作家が「タイタン号の最後」という小説を書いた。これが大ベストセラーとなった。内容は、10年後の事故とそっくり。乗客・乗員数、スクリューと速度、大きさ、煙突の数、救命ボートの数もほとんど違いがない。予言であろうか。しかもぞっとさせるのは、実際のタイタニック号には、偶然その作家が乗っていて、船とともに沈んだという事実だ。

▼それはさておき、もっとリアルなミステリーがある。アメリカの財閥JPモルガンが出資するホワイトスターライン社がタイタニック号を建造、所有していた。しかし、まったく同型の船でオリンピック号というのがあり、すでにタイタニック号の前に就航していたのだ。ところが、このオリンピック号は、英国海軍と海上で接触事故を起こし、膨大な賠償金を請求されていた。ホワイトスターライン社はすでに経営が悪化しており、破綻寸前であったこともあり、たちまちピンチに陥った。そこにタイタニック号の遭難が起こる。

▼しかも、JPモルガン本人は、記念すべきこの世界最大の客船の処女航海の前日、病気を理由に乗船をキャンセル。後に、ナイル川や、ローマ、フィレンツェで遊んでいたことが発覚し、大問題となった。しかも、モルガンの友人たち55人も同時にキャンセルしている。いったい、何があったのか。予定された遭難だったということだろうか。このミステリーは百年の間、取りざたされてきた疑惑である。はっきりした事実は、遭難の後、ホワイトスターライン社が、大量の保険金を入手したこと。そして、オリンピック号が、タイタニック号の代わりに大西洋航路を、ずっと就航し続けたという2つの事実だけである。

▼今度は、911事件である。あの日、テレビやネットで報道を見ていた限りでは、ツインタワーに2機が突入。さらに、ピッツバーグあたりの上空で1機がハイジャックされ墜落(撃墜されたという説もある)。一方では、4機目がペンタゴン(国防総省)に突入した。すべての事件に、とんでもない数の疑惑が指摘されているが、ここで問題にするのは、4機目、つまりペンタゴン突入機のことだ。それはわたし自身が、当時、奇妙に思えてならない点があったからだ。

▼当時刻々と流れてくる映像を見ていて、素人ながら違和感を覚えた1つの事実がある。ジャンボジェット機より、ペンタゴンに空いた穴が小さいという異様さ。主翼が激突した跡すら、周囲の壁面になかった。そして、ふつう、ジャンボジェット機が墜落したら、すべてが燃え尽きていたとしても、あの巨大なエンジン部分だけは現場にゴロンと転がっているはずだが、それがどの映像を見ても見当たらなかった。ジェット噴射の一次燃焼温度は2000度にまで上がるから、鉄は溶けてしまう。従って、それに耐えられるチタン合金が使われている。どんな航空機事故でも、現場には無残な、あの巨大なエンジンが2つ、転がっているものだ。それが、なかった。エンジンらしいものが確かに写っている映像があるのだが、どうみても人間の背丈より小さい。ありえないことだ。

▼これでは戦争を欲するアメリカが、「自作自演」したといわれても仕方がないとすら思える。しかも、それらの疑惑に対する当局の回答は、まったく説得力がないのだ。ここではペンタゴンの1件のみを取り上げたが、あの映像を見て、いったい誰がジャンボジェット機の突入だと信じるだろうか。どう考えても、巡航ミサイルのようなものでしかあるまい。いつでもスクランブルが可能なアメリカ本土において、巡航ミサイルがなんの迎撃も受けずにすんなりペンタゴンに突入できたとしたら、そのような芸当ができるものは米軍そのものしかあるまい。

▼わたしのような素人でも気づく程度である。これが謀略であるとしたら、なんともずさんな、いかにもアメリカらしい乱暴さだと言える。歴史の闇というものは、あとになって分かることが、結局は少ない。ケネディ暗殺の未公開文書も、機密指定解除が2039年と異様に長いが、どこまで真実が判明するものか、分かったものではない。開戦から10年の節目を迎えた対イラク戦の理由が、大量破壊兵器でもアルカイダでもない、別の理由なのではないかと思ったのは、このペンタゴン突入機の残骸に、エンジンがまったく見当たらないというたった1つの小さな、そして恐ろしい事実に気づいたことからだった。

増田経済研究所
コラムニスト 松川行雄




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