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増田経済研究所『閑話休題』バックナンバー

【閑話休題】第143回・男と女

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【閑話休題】第143回・男と女

【日刊チャート新聞記事紹介】

[記事配信時刻:2013-09-26 18:30:00]

【閑話休題】第143回・男と女


▼この世の中には男と女しかいないのだが、これほど厄介な関係もない。なにしろ、言葉の使い方一つとっても、その裏の意味がまったく違うという側面がある。これによって男と女は、複雑怪奇な関係を極めることになる。

▼ものの本で読んだのだが、半ばジョークとしか思えなくても、的を得ていることも多いので紹介しておこう。まず、男の言葉の使い方についてだ。男が「腹が減った」と言ったら、たいてい文字通り「腹が減った」という意味である。「眠い」と言ったら、これも「眠い」という意味。「疲れた」と言えば、「疲れた」という意味だ。ところが、ここから違ってくる。「その髪型、いいね」と言う場合、「前のほうが良かったな」という気持ちが、言外に込められていることが多いという。

▼少々品のないネタで申し訳ないが、若い男性などの間では、「映画でも観に行かない?」は、「終わったらホテルに行こう」という意味になるらしい。「飯でも食おう」も、結局は「終わったら○○○しよう」に近い。「退屈だね」も、そのまま「○○○しよう」となる。すべてがそうではないだろうが、思い当たる人も多いのではないか。笑ってしまうのは、「愛してる」というのは、「さあ、はっきり言ったよ。だから、○○○しよう」となる。女性側にしてみれば、男を警戒する場合に、使われる言葉ではある。

▼では逆に、女性の言葉を見てみよう。その「ものの本」では、こういう解釈をしていた。「うん」=「いや」。「いや」=「うん」。これも結構でき過ぎたステレオタイプの例であり、そのまま受け入れられない部分がある。ただ、この辺になると結構、当たっているフシがある。「たぶん」=「だめ」。

▼それでは、女性の言葉の難しさを、ざっと列挙してみよう。
「私たちに必要よ」=「私が欲しいの」
「あなたが決めて」=「答えは、分かっているはずよね」
「話し合いましょう」=「文句があるのよ」
「それでいいわよ」=「私は不服」
「この台所、使いづらいわ」=「新しい家が欲しい」
「私のこと、愛してる?」=「買いたいものがあるの」
「もうちょっとで準備できるけど」=「言っとくけど、だいぶ時間がかかるわよ」

▼時にジョークだとしても、男と女の言葉の行き違い、裏の意味には、ほとほと疲れるものがある。

増田経済研究所
「日刊チャート新聞」編集長 松川行雄



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