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増田経済研究所『閑話休題』バックナンバー

【閑話休題】第171回・日本と日本人に対する世界の声(前編)

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【閑話休題】第171回・日本と日本人に対する世界の声(前編)

【日刊チャート新聞記事紹介】

[記事配信時刻:2013-11-07 18:45:00]

【閑話休題】第171回・日本と日本人に対する世界の声(前編)


▼自分の国と日本人のことを、自ら誇るのは恥ずかしいことだ。たぶん、多くの日本人がそういう思いを持っているだろう。とくに外国人の前で、そうしたナショナリズムを押し出すことは、品がないと思うのが普通の日本人だ。謙虚さというものを、日本人は尊ぶ。ただ昨今、中国や韓国の言説には首を傾げたくなるようなものが多い。まるで、日本と戦争でもしたがっているとしか思えない。日本のメディアも、そのような光景ばかりを報じる。

▼ここではそれらとは反対に、メディアでほとんど紹介されることがのない、世界の人々の日本に対する好意的な声を列挙してみよう。読者の皆様はどう思われるかは自由だが、それらの言葉には偽りも、へつらいも感じられない。これらが、おおむね世界の有識者の一般的な見解だということを、中国大陸や朝鮮半島の人々は、ほとんど知らないのではないか。自国の歴史さえ、何が事実だったのかを知らされていないのだから無理はないが。

◎ダグラス・マッカーサー(米国陸軍太平洋方面最高司令官)
日本には石油がない。錫(スズ)がない。綿がない。ゴムもない。その供給をすべて断たれたら、どんな小国でも戦争を決断する。彼らは、それらの供給が断たれた場合、日本では1千万から1千2百万人までの人々が失業するだろうと恐れていた。戦争に突入した彼らの目的は、主に安全保障(security)上の観点からのものであった( 1951年、米国議会・上院軍事外交委員会での証言)。

※不思議なことに当時、日本のどの報道機関も、このマッカーサー証言を報道しなかった。マッカーサーにはこのほか、「米国が成人だとすれば、ドイツもほぼ同じ40歳だった。日本は、これに対して12歳の少年だ」という発言がある。これが日本で報道されたとき、この文面だけが一人歩きしたため、日本人はマッカーサーに馬鹿にされたと誤解し、一気にそれまでのマッカーサー熱が醒めた経緯がある。しかし、この発言の真の意味は、前後の文脈で明らかである。意訳すれば、こうなる。「ドイツはすべて承知の上で侵略を行なった。つまり、犯罪に置き換えれば確信犯だった。しかし、日本はそうではない」。事実、マッカーサーは極東軍事裁判に批判的であった。同裁判がマッカーサー主導で行なわれたというのは、間違いである。主導権は完全に米国本国に握られており、マッカーサーは関与できなかった。

◎ハーバート・フーバー(第31代米国大統領)
(太平洋戦争は)対独戦に参戦する口実を欲しがっていた“狂気の男(ルーズベルト大統領を指す)”の願望だった。米国政府が行なった、米国内における日本資産の凍結など経済制裁も、対独戦のため日本を破滅的な戦争に引きずり込もうとしたものだ。

◎ラジャ・ダト・ノンチック(マレーシア元国会議員)
日本軍は長い間、各国を植民地として支配していた西欧の勢力を放逐し、とても白人には勝てないと諦めていたアジアの民族に感動と自信を与えた。長い間眠っていた「自分たちの祖国を自分たちの国にしよう」という心を覚醒させてくれた。

◎スリム中将(英国第14軍司令官)
インパール作戦において。叩かれ、弱体化し、疲れ果てても、自身が逃げ出す目的ではなく、本来の目的を以って、かかる猛烈な攻撃を行なった日本の第33師団の如きは、史上にその例をほとんど見ないだろう。

◎朴鉄柱(韓国・韓日文化研究所)
現在の日本の自信喪失は敗戦に起因しているが、そもそも大東亜戦争は決して日本から仕掛けたものではなかった。平和的外交交渉によって事態を打開しようと最後まで取り組んだ。

それまで日本はアジアのホープであり、誇り高き民族であった。日本の武士道は、西欧の植民地勢力に捨て身の一撃を与えた。それは大東亜戦争だけではなく、日露戦争もそうであった。日露戦争と大東亜戦争。この二つの捨て身の戦争が歴史を転換し、アジア諸国民の独立をもたらした。

この意義はいくら強調しても強調しすぎることはない。大東亜戦争で日本は敗れたというが、敗れたのはむしろ英国をはじめとする植民地を持った欧米諸国であった。彼らはこの戦争によって植民地をすべて失ったではないか。

日本は戦闘に破れて、戦争目的を達成した。日本こそ勝ったのであり、日本の戦争こそ、「聖なる戦争」であった。ある人は敗戦によって日本の国土が破壊されたというが、こんなものはすぐに回復できたではないか。二百数十万人の戦死者は確かに帰ってこないが、しかし彼らは英霊として靖国神社や護国神社に永遠に生きて、国民尊崇対象となるのだ。

◎チャールズ・ウィロビー(GHQ参謀部長)
東京裁判は史上最悪の偽善だ。もし米国が同じ立場だったら、日本と同じように戦っただろう。

◎ガザリー・シャフェー(マレーシア元外務大臣)
日本はどんな悪いことをしたと言うのか。大東亜戦争で、マレー半島を南下したときの日本軍は凄かった。わずか三ヶ月でシンガポールを陥落させ、われわれにはとてもかなわないと思っていた大英帝国を屈服させたのだ。

私は当時まだ若かったが、あの時は神の軍隊がやってきたと思っていた。日本は敗れたが、英軍は再び取り返すことができず、マレーシアは独立した。なぜ日本が謝らなければならないのか。

あの大戦でマレーシア人と同じ小さな体の日本人が、大きな体の英国人をたたき出したくれたではないか。日本なくして、東南アジアの独立はなかった。この日本が払った尊い犠牲を否定することはできない。

◎シャルル・ド・ゴール(フランス元大統領)
シンガポール陥落は、白人植民地主義の歴史に終焉をもたらした。

◎随書倭国伝(ずいしょわこくでん)
人、すこぶる恬静(てんせい)にして、争訟まれに、盗賊少なし。
性質直にして、雅風あり。

◎エドゥアルド・ヴァン・ティン(オランダ・アムステルダム市長)
本当に責められるべきは、侵略し、権力を振るっていた西欧人のほうだ。日本は敗戦したが、その東亜の解放は実現した。その結果、アジア諸民族は各々独立を達成した。日本の功績は偉大であり、血を流して闘ったあなた方こそ最高の功労者だ。自分を蔑(さげす)むのをやめ、その誇りを取り戻すべきだ。

◎エドワード・S・モース(米国の動物学者=大森貝塚を発掘)
(日本人は)正直、節倹、丁寧、清潔。一冊の本ができるほどだ。

◎タナット・コーマン(タイ元副首相)
あの戦争によって、世界のいたるところで植民地支配が打破された。そしてこれは、日本が勇戦してくれたおかげだ。新しい独立国が、多くの火の中から不死鳥のように姿を現した。誰に感謝をささげるべきかは、あまりにも明白だ。

◎ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(オランダ人画家)
日本人が稲妻のようにすばやくデッサンするのは、神経がわれわれよりも繊細で感情が純真だからだ。

◎モハメッド・ナチール(インドネシア元首相)
アジアの希望は、植民地体制の粉砕だった。大東亜戦争は私たちアジア人の戦争を日本が代表して敢行したものだ。大東亜戦争というものは本来なら、私たちインドネシア人が、独立のために戦うべき戦争だった。もしあの時、私たちに軍事力があったなら、私たちが植民地主義者と戦っただろう。大東亜戦争とはそういう戦いだったのだ。

◎マシュー・ペリー(米国の東インド艦隊司令官、黒船として浦賀に来航)
日本人は隣国である支那より優れており、反逆精神はあるが勇敢で、親切で、人情があり、非常な好奇心に富み娯楽好きで、世界中に比較のないほど作法と礼儀正しさに重点を置くという多くの特色を持つ。

今世紀の初め、エインスリー博士の日本人評は、昔からの著述者たちの意見に合致しているが、日本人はスペイン人的静寂さによく似た明白な冷静さを持ち、斬新さを好み、役目に熱心で、異人には率直で、彼らの政治的制度の制約を嫌い、優れた知識を持つ諸国と付き合おうと熱心である。

事実、私は世界のどの地方においても、ヨーロッパですら、日本人のように気取りのない優雅さと威厳を持つ人々に出会ったことがなく、ことに貴族の人々の物腰はみごとであった。

実際的および機械的な技術に於いて、日本人は非常に器用であることが分かる。道具が粗末で、機械の知識も不完全であることを考えれば、彼らの完璧な手工技術は驚くべきものである。日本の職人の熟達の技は世界のどこの職人にも劣らず、人々の発明能力をのばせば、最も成功している工業国民にいつまでも遅れをとることはないだろう。

人々を他国民との交流から孤立させている政府(徳川幕府)の排外政策が緩和すれば、他の国民の物質的進歩の成果を学ぼうとする好奇心、それを自らの用途に適用する心構えによって、日本人はまもなく最も恵まれた国々の水準に達するだろう。

ひとたび、文明世界の過去および現代の知識を習得したならば、日本人は将来の機械技術上の成功をめざす競争において、強力な相手になるだろう。日本の婦人は中国とは異なり、知識が進歩し、女性独特の芸事に熟達しているばかりではなく、日本の固有の文学にもよく通じている。

(明日の「後編」に続く)

増田経済研究所
「日刊チャート新聞」編集長 松川行雄



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