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増田経済研究所『閑話休題』バックナンバー

【閑話休題】第283回・うんちくざんまい〜トリビアの‘るつぼ’ 前編

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【閑話休題】第283回・うんちくざんまい〜トリビアの‘るつぼ’ 前編

【日刊チャート新聞記事紹介】

[記事配信時刻:2014-04-24 15:44:00]

【閑話休題】第283回・うんちくざんまい~トリビアの‘るつぼ’ 前編

▼このところルーティーンワークもままならないほど、時間が無い。仕事の工数が増えているわけではないのに、やけに時間がないのだ。ということは、効率が悪いか、やる気の問題かということになる。後者は考えられないので、やはり前者ということだろう。なにか仕事のやり方に問題があるのだ。しかし、わたしは本質的に、どんなことでも早道などないと信じているので、ひたすらこつこつと積み上げ方式で生きてきた。愚直といってもいい。時間はかかるが、そう簡単には負けないはずなのだ。しかし、その結果、どうしよもなく、時間が無い。

▼ということで、今週も新たな話題を探している余裕が無く、ネタが尽きた。うんちくで二回ほどごまかしてしまおうと思う。ひたすらネットからピックアップして羅列してみる。すべて版権侵害のし放題なので、ご内密に。

◆ ◆ ◆

●月の大地震。
月ってマグニチュード5レベルの地震が10分間も続くらしい。よっぽど頑丈な建物を建てないと、とてもではないが、月にはまだまだ住めそうにない。

●蛸(たこ)の再生。
タコは他の魚に足を食べられた場合は再生するが、ストレスで自分の足を食べた場合は再生しない。

●斬り捨て御免。
江戸時代、武士が面目をつぶされた時等には斬り捨て御免が許されていたが、刀を抜いたにも関わらず、相手に逃げられてしまった時は逆に切腹しなければならなかった。
よほどの理由がなければ、斬り捨て御免などと刀を抜く事はできず、実際には武士が町人を斬りつけるといったことは殆どなかったようだ。

●ハンカチの形。
現在ではハンカチの形は正方形が普通だが、昔は丸いものや三角のものも同じ用に流通していた。正方形が一般的になったのは、マリーアントワネットが正方形を気に入り、ルイ16世に法制化させたため。その名残で、現在もマリーアントワネットの誕生日11月3日は「ハンカチの日」となっている。

●「昭和」という元号。
「昭和」という元号は、新元号を決める際は第二候補で、第一候補は「光文」というものだった。 しかし、政府が発表する前に新聞が報じてしまったので、急遽第二候補の昭和に変えられた。

●13日の金曜日。
キリスト受難の日として、不吉だとされている13日の金曜日だが、福音書によると、キリストが処刑された日は、13日の金曜日ではなく、14日の金曜日だそうだ。

●秀吉のあだ名。
織田信長が秀吉のことを「猿」と呼んでいたというのは、後世に作られた話で、実際は秀吉の事を「禿鼠(はげねずみ)」と呼んでいた。信長が秀吉の正室である「おね」に宛てた手紙の中で確認できる。

●関が原の東西大将。
徳川家康と石田三成が天下を賭けて戦った関ヶ原の戦いだが、東軍総大将は徳川家康に対し、西軍総大将は石田三成ではなく毛利輝元である。

●カルシウム。
「イライラするのはカルシウムが不足している証拠、とされているが、この説を証明する論文は、実は存在しない。

●キリン・ラガーのラベル。
キリンラガービールのラベルに描かれている麒麟の絵には、タテガミ部分に 小さく「キ・リ・ン」と書かれているが、いつ誰がどんな理由で入れたのかは 分かっていない。
(ちなみに、エビスビールの缶だが、恵比寿様が鯛を一匹持っている。二匹持っている絵柄の缶に当たると幸運が舞い込むという。実はわたしは、それを持っている。)

●缶詰の食べ方。
長期間の保存が可能な缶詰。古い缶詰は当然味が落ちるが、必ずしも新しい方がおいしいとは言い切れない。缶詰は材料と調味料を高温、高圧で殺菌して作るので、製造直後は成分がうまく混ざっていない場合がある。なので魚介類は1年後、野菜や果物は半年程度経過した缶詰が一番の食べごろといわれている。
(ちなみに、缶詰が出来たころは、缶切りというものが無かった。だから、ノミやハンマーでぶち壊して食べていたそうだ。戦地での利用がもともとは主体だったから、銃で撃ち抜いたりもしたそうだが、よく中身が飛び散ってほとんど食べられないという悲喜劇も多発したらしい。)

●果物とブドウ。
地球上で一年間にとれる主要果実の量は約1億トンだが、そのうちの約40%をブドウが占めている。そのまま食べられる生食用は全体の2割で、生産されたブドウの8割はワインを作るために使われている。

●イチゴは・・・。
イチゴはバラ科の植物。知ってましたか? 知りませんでした。

●マグロの食べごろ。
魚は新鮮さが命といわれるが、マグロのような大型の魚の場合は、捕れたばかりの物を食べても、旨みが少なく、非常にマズイ。マグロの中にあるATPという成分が、旨みの成分であるイノシン酸に分解されるまでに、マグロの死後2日~4日かかるため。ちなみに3後くらいが一番おいしいようだ。

●ケチャップは調味料ではない?
調味料としてなくてはならない存在のケチャップだが、1830年代のアメリカでは、ケチャップは薬品として特許がとられていた。そういえば、コーラもそうであった。しかも、名前の由来通り、コカインが入っていたのだ。

●ワインの甘口、辛口。
白ワインには甘口、辛口と書かれているが、赤ワインには書かれていない。糖分を多く含むものを甘口、少ないものを辛口としている白ワインに対して、赤ワインは通常全て辛口になるため。

●「神戸牛」発祥の理由。
高級和牛として知られる神戸牛だが、元々、明治維新以後に外国船が神戸に寄港した際に買った肉が、横浜につくころにちょうど熟成しておいしくなっていたことが始まり。種となった素牛は、松坂牛だろうが、仙台牛だろうが、みな但馬牛のようだ。

●あんパンは、超自然食品。
あんパンは、菓子パンの中で唯一保存料が使われていない食品。理由は、糖分が多いため、水を奪って、細菌を繁殖させないため。

●ピーナッツの正体。
日本語では落花生とも呼ぶ「ピーナッツ」。「ナッツ」と付いているが、ナッツとは木の実のことで、ピーナッツは豆類である。従って、ピーナッツはナッツではない。

●かき氷の味の錯覚。
かき氷のシロップには、イチゴ味、メロン味、レモン味等がある。当然、イチゴ味はイチゴ、メロン味はメロンの味がするが、実はこれ、味付けは全て同じ。違うのは着色料と香料で、それにより脳が錯覚を起こし、それぞれの味を認識してしまうため。なので、目を閉じて鼻をつまんで食べると味の違いが分からなくなる。なんと人間の感覚のいい加減なことか。

●海苔(のり)。
海苔の成分を分解する酵素を持っているのは、世界中で日本人だけである。従って、現在のところ、外国人が海苔を食べても消化することができない。その理由として、酵素は生海苔にしかふくまれていなく、生の海苔を食べるのは日本人だけという説が有力だ。

●「真実の口」
ローマの名所、「真実の口」。嘘をついている人間が口に手を入れると、噛まれてしまうといわれている、イタリアはローマにある観光名所「真実の口」のことだ。しかし、あれはもともとは下水道のマンホールの蓋として作られたもの。

●南極と北極の温度差。
南極の年平均気温はマイナス60℃ほどで、北極の平均気温はマイナス30℃くらい。この違いは、南極には大陸があり、陸地は海の4分の1の比熱しかないため。

●魔法瓶の中。
魔法瓶の中をのぞくと鏡のようになっている。これは鏡には光だけではなく熱も反射するという性質を利用しているため。

●クリスマス・ケーキは、日本だけ。
クリスマスにデコレーション・ケーキを食べる風習は、日本以外ではほとんど見受けられない。ペコちゃん人形で有名な「不二家」が戦後に広めた日本独自の風習。

●仁丹の表面の銀色。
仁丹の表面は銀色で覆われているが、あれは有効成分を酸化から守るためにつかわれている本物の銀。銀箔は食品添加物として認められている。

●赤ちゃんの第一声。
赤ちゃんが生まれた時の泣き声は、民族や人種に関わらず、全世界共通の音の高さで約440Hz。つまり、全ての赤ちゃんが「ラ」の声で泣き始める。

●難解な苗字。変わった苗字。
そんな苗字が本当にあるのか、というくらいだが、本当らしい。
八月一日→ほずみさん
☆東西南北→よもひろさん
☆春夏秋冬→ひととせさん
☆東京→とうきょうさんは、現在日本中で一人しか居られないようだ。
☆留守→るすさん
☆醤油→しょうゆさん
☆小鳥遊→たかなしさん
☆家出→いえでさん
☆珍名→ちんなさん

●実際に「あり得る」、パソコンの誤変換。

NTT DoCoMo→NTT何処も
刑事コジャック→軽事故ジャック
後日談→御実弾
英会話しませんか?→エイ会話しませんか?
誤認逮捕→五人逮捕
全快祝い→全壊祝い

●東西の、「町」の読み方。
「○○県□□市××町」・・・上の文を読んだ時に「県」「市」は、「けん」「し」と誰もが読む。が、「町」は日本人の約6割が「ちょう」と読み、残りの約4割の人が「まち」と読む。 関東にあるすべての自治体は「まち」で、関西では「ちょう」、この境界線 はだいたい愛知県-福井県となっている。

●量詞。
イカは、一杯、二杯と呼ぶ。
では、そのほかのものは、どう呼ぶか。
蝶→頭
ウサギ→羽
細菌→菌
スピーカー→本
たんす→本・さお
ウサギを一羽、二羽と数える理由は、仏教では本来獣肉を食べてはいけないのだが、当時の人がどうしても、肉を食べたかったからなのか、「ウサギは鳥だ」という口実つけたためといわれている。

●「ニュース」の本当の意味。
ニュースは、英語で書くと「News」となるので、新しい「New」が複数「s」だ、という意味かと思いきや。実際、東西南北(North,East,West,South、北・東・西・南)の頭文字から作られた言葉。

●三面記事。
新聞の社会面の事を三面記事というが、この由来は、明治時代の新聞は4ページで構成されるのが普通で、一面は広告、二面は政治・経済、そして三面が社会面であったことの名残。

●一姫二太郎。
一姫二太郎とは、「女の子が一人で、男の子が二人」という意味ではない。「子をもつには、最初が女の子で、次が男の子という順に産むのがよいということ。」つまり、順番のことだ。

●老舗の読み方。
「老舗」は一般的には「ろうほ」ではなく「しにせ」と読むのが正しいとされているが、国語辞書や漢字検定などでは「ろうほ」でも正しい読み方となっている。

●茶道の読み方。
現在では、一般的に「茶道」と書いて「さどう」と読むが、江戸時代までは「さどう」とは読まず「ちゃどう」と読んでいた。ちなみに、「喫茶店」は、やはり「きっさてん」らしい。「きっちゃてん」とは読まないようだ。「点茶(てんちゃ)」「喫茶(きっちゃ)」はいいが、「きっちゃてん」は駄目らしい。しかし、わたしはわざと、執拗に「きっちゃてん」と言うことが多い。)

●コンセント。
テレビなどのプラグを差し込むコンセント。この「コンセント」という言葉は、電気技術者の小林氏が命名したものなので、日本以外の国では通用しない言葉。

●絶対読めない言葉。
「一二三四五六七」と書いてなんと読むか。「恥知らず」と読む。これは、孝・悌・忠・信・礼・儀・廉・恥という八つの徳の内、八番目が欠けているので恥知らずと読ませたようだ。

●ブービー賞。
ブービー賞は、本来は「マヌケ」という皮肉をこめて、最下位の人に与えられる賞だった。ところが、ゴルフコンペなどで景品目的に故意にブービー賞を狙う人が続出したため、狙っても、なかなか難しい、最後から二番目の人に与えられる賞になった。語源はガラパゴス諸島に生息する「カツオドリ(ブービー)」という鳥のこと。この鳥は誰でも簡単に捕まえることが出来たため、漁師の間でブービーを「マヌケ」という意味で使われるようになった。

後編に続く

増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長
松川行雄



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